ゆっくりさん歓迎❤美容師さん

インタビュー第二回目は、

福岡・筑前町のcobo.(コボ）

和田文佳さんにお話を伺いました。

なかなかイスに座れない子もいたりするけど

その子のペースでヘアカットしています。

キープ・ママ・スマイリング（以下、キ）：実際にお子さんをヘアカットしてもらっている親御さんより、ゆっくりさんを大らかに受け入れてくださっているとクチコミ評価がとても高かった和田さん。どんな点を心がけてらっしゃるんでしょうか？

和田文佳さん（以下、和）：ゆっくりさんだから特に気をつけている、ということはないんですよねぇ。あえて言わせて頂くなら、その子のペースに合わせてヘアカットする、っていうくらいかな。中には、なかなかイスに座れない子もいたりするので…。そういう時はお母さんにじゃなくて、その子に「お母さんに抱っこしてもらう？」って聞きます。それがＯＫだったら、抱っこしてもらったまま切らせていただきますね。

そして、ゆっくりさんだけじゃなくキッズカットでは、お子さんがじっとしておく時間がなるべく短く済むように、というのは常に意識しています。

キ：お子さんがおもちゃで遊べるようにケープを前でとめたり。和田さんが常にお子さん目線で、コミュニケーションを取られていることが伝わってきます。多動があって、イスに座れないお子さんが動く中でのヘアカットは怖くないですか？

和：そういう特性が強い子のときは、セニング（すきバサミ）をメインで使ったりします。普段使っているハサミだと、一回髪にハサミを入れるとラインがバツッと出るんですよ。でもセニングはハサミに比べると、何度か動かす必要はありますが、ラインを出し過ぎずに切れる。万が一、耳や身体の一部にあたっても直接傷つけることもないので…。

キ：美容業界まったく の素人でお恥ずかしいんですが、セニングを知らなくて（※使用されているセニングを実際に見せて頂きました）。ハサミの先が尖っていなくて、丸みがあるんですね。

和：そうなんです。介護美容もしていたので、そういう場合も、いつ動かれるか分からなかったから、よく使ってました。